南仏プロヴァンスの大邸宅 バスティッド
みなさんは「Bastide=バスティッド」とはどんなところかご存知でしょうか? よく南仏の製品名、色の代名詞などに使われたりしますが、建物様式はいかがでしょうか?
今日はバスティッドと呼ばれる建物を含め伝統的なプロヴァンス地方の建築様式をちょっとご説明しますね。
以前南仏出身の建築家とお仕事をした時に教えてもらいました。
【 プロヴァンスの伝統的な部屋づくり 】
プロヴァンスの伝統的で典型的な建物には「Bastide=バスティッド」と「Mas=マ」と呼ばれているものがあります。
バスティッドは、もともとは農園に建てられた貴族の館で大邸宅です。
そのバステッィドの中はどんな作りかというと、
バスティッドの入口を開けたところにあるのはまず玄関及び大きな玄関ホールです。
このホールはゲストを歓迎する大切な場所で、目立つ美しい螺旋階段があります。今はほとんど作られることのなくなった木製ハンメイド、彫刻を施したアイアンの手すりなどアートとしても貴重な階段です。美しさと存在感を示す邸宅の象徴でもあったそうです。
特に玄関は外から初めてゲストが足を踏み入れる場所。お客様の心をつかみ感動感心させるための重要な場所だったのですね。
そしてそんな沢山のゲストをもてなすのが食堂(ダイニングルーム)です。ここでは食事を提供してレセプションなどを開ます。
食堂もまた多くのゲストに館の豪華さを示すためその規模に見合うような豪華なインテリアが施されました。
他には居間(リビングルーム)。居間は家族の記念日やお祝いなど特別な時だけに使われる部屋だったそうです。
さらに寝室や屋根裏部屋(使用人が使う)があります。
このように設えられた部屋にはそれぞれきちんとした役割と目的があって機能的に配置されて役目を果たしていました。
現代のバスティッドに招かれたことはないので中の写真はないのですが・・・。
そしてマと呼ばれるのが代表的な農家スタイルの家です。
今はこうしたバスティッドやマを買取り自分たちでリノベーションをして住まいやオーベルジェとしている人たちが沢山います。それぞれがそれぞれのポリシーと好みを持ち、自分たちの住まいを自分たちで造り、そしてゲストを招待しそこで楽しむ。素敵なスタイルですね。
そしてあわせて読んで頂きたいと思っていた以前書いたはずの「南仏の家づくりの特徴」の記事、その記事がみつかりません。サイトマップを何度も見直したのですが、ありません・・・。(;>_<;)
いつの間にか削除でもしてしまったのでしょうか・・・。気を取り直して改めて書き直します。またぜひお読みくださいね。










