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夏こそプロヴァンスの色 オークルを

2010-07-05

・ナチュラルって「生成り」だけ? 一人歩きする流行のナチュラル


昨今はナチュラル流行り、一般にはナチュラルというと「リネン」「生成り」が代名詞のようです。たしかに「生成り」は統一の色調、変化が少なく目立たなく落ち着きのある色調で、くどくない。そこで夏になると特に使われることが多い色、素材なのでしょう。

でも、スタイルプロヴァンス的にはやはり自然の色「土色」「赤」「オレンジ」「黄色」をあげたいと思います。

そこでもう一度そのオークルを使った家並みを探してみました。

・なんだかとても落ち着くプロヴァンスの町並み、建物が古くても魅力的なのは?


なんといってもそれはオークルの存在。オークルはまさに自然素材そのもの。例えば外壁に使う場合。オークルで彩られた家が並んだその様子は、なんだかほっとしませんか。おうとつがあり直線でない、風化や後退を経てできた文様、そんなところに人間らしさを感じ、そんな風情がこころを和ませるのでしょう。

そしてそれは並び方だけでなく、目に映る色の魅力も大きいものです。その色はどぎつさがなく、奇抜さがないことで得られる安心感、風景と調和した統一感。

旧市街地の路地

海沿いなら空色に映える色に

・そんなオークルの現状。資源は有限、オークルも限りある資源です。


オークルは簡単に言えば粘土質の堆積岩と土。山として存在しています。しかしその資源の宝庫である山も限りある資源です。誰でも採掘していいということではなく、現在は国の管理の下、認可されたソサエティが期限を限られて採掘生産の権利を与えられています。

地層になったオークルの山

青空とのコントラストが美しい

伝統的な建築様式と合体した素材であることはたしかですが、このオークルは建物だけでなく絵の具の素材、焼き物の色づけ、またコスメティクの色として加えられてフェイス、ボディ用に使うことができるもので、より生活品に溶け込んでいるのです。

ただの赤土の山ですが、これがオークルの素です。

絵の具としての使い方サンプルなどもまた改めてご紹介したいと思います。

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